競技規則
本大会は大阪府河内長野市天美地区からダイヤモンドトレイルを経由して岩湧山東峰を目指す約6.6kmと岩湧寺周辺のトレイル約3.5kmを周回するコースを使用いたします。
コース中には金剛生駒紀泉国定公園を含み、
ショートは約9km 累積標高約900m
ミドルは約19.5km 累積標高約1950m
エキスパートは約29.5km 累積標高約2950m
の3カテゴリといたします。
急登が多く、1km100mアップのコースとなっておりますが、快適に走れるトレイルもあり、初心者からベテランのランナーさんまで、多くの方に楽しんで頂けるコースになっております。
天候悪化、体調不良、道迷い、転倒、滑落、落石などによる様々な傷病や遭難のリスクについては、全て参加者の自己責任となり、主催者は一切責を負いませんので各自十分な準備をお願いいたします。
(1)定められたコースのタイムレース方式(所要時間の少ない選手から順位を決定)とします。
(2)各選手定められた時間にスタートする、ウェーブ式とします。
(3)制限時間は各カテゴリー共に岩湧寺境内(エイド)を関門とし、15時(エキスパートはスタート時間の6時間後)までに最終周回をスタートできない場合、またゴールである岩湧山東峰を17時までにゴールできない場合は失格となります。
制限時間を超えた選手はレースを中止し、コース途中であってもスタッフの指示に従い下山してください。
(4)降雪や悪天候、コースの路面状態、警察との協議、その他主催者が必要と判断した場合は、コースや距離、制限時間を変更することがあります。
(5)レース中に競技を中断(棄権)する場合は、安全確認のため必ずリタイア申告をしてください。これを怠った場合は、次回からの出場をお断りします。
【コース上でのリタイア】
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必ず大会本部(ゼッケンに記載)に申告してください。
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自力で動ける選手は、エイドである岩湧寺境内、もしくはスタート地点まで移動してください。
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自力で移動できない場合は、別途スタッフまたは大会本部の指示に従ってください。
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※コース上でのリタイアは、収容に時間がかかることが予想されます。
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付近にスタッフがいない場合は、携帯電話にて大会本部までご連絡ください。
携帯電話が通信圏外の場合、電波状況の良いエリアまでご自身で移動してください。
(5)競技続行が不可能と判断された選手は、スタッフが競技を中断させることがあります。
(6)用便はコース上に設置されたトイレを使用してください。止むを得ないときは携帯トイレを使用し、紙を使った場合は必ず持ち帰ってください。
(7)レース途中に天候が悪化した場合、主催者の判断で中止することがあります。
(8)大会でコースを占有しておりませんので、車両や一般利用者、登山者も使用していることを十分に理解し、その通行を妨げてはいけません。
特に登山道では登山マナーの徹底と、一般登山者への配慮を忘れないでください。
追い抜く時は、安全な場所で走らず声をかけて歩いて追い抜いて下さい。
ただし希少な自然植物や環境保護のため、登山道を踏み外さないでください。
(9)指定されたコース以外には絶対に立ち入らないでください。また道路横断に関しては、必ずスタッフの指示に従ってください。
(10)以下の選手は失格とします。
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受付していない選手
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競技規則に違反したり、スタッフの指示に従わなかった選手
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ゼッケンを着用しなかった選手
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ゴミをレース中に投棄したり、自然保護に違反する行為があった選手
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参加資格を偽って参加したり、不正行為(乗り物の使用、代走、その他法律に抵触する行為など)を行った選手
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ICチップにより計測を行いますので、リーダーのタッチを怠った選手
■給水/救護
(11)エイド
岩湧寺境内にエイドを設置いたします。エイドでは給水や簡単な補給が可能です。
(12)救護体制
岩湧寺境内(エイド)にて医療従事者が常に待機する予定です。
■マーキング(コース案内)/ICチップ
(13)コースのポイントには必要最低限のマーカーテープ(白色テープ)や矢印表示、スタッフを配置しております。
(14)岩湧寺境内(エイド)、ゴール(岩湧山山頂)にICチップリーダーを設置いたしますので、必ずタッチしてください。
■装備(必携品)
(14)装備について
以下の必携品リストは選手の安全、生命を守る大切なアイテム(レース中必ず装備として携帯するもの)です。
怠ることなく準備してください。
※レース途中、装備チェックにより不備があった場合、その選手は失格とします。
※推奨装備品、その他各自必要とする装備品は、各自の判断で持参してください。大会開催日は秋口ではありますが、まだまだ残暑が残り、暑い時期です。必ず直前の気象を確認し暑さ対策を行ってください。
※すべての装備は、持つだけでなく使い方を身につけておいてください。
「必携品リスト」
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エントリーの際に番号登録した携帯電話
※事前に大会本部(ゼッケンに記載)の電話番号を登録し、番号を非通知にせず十分に充電すること。
主催者からのSMSによる緊急連絡を常に受信できる状態にしてください。
大会期間中は常に電源をいれた状態にしてください。自身の位置情報を把握するための地図アプリ等をダウンロードしておくことを強くおすすめします。 -
水(スタート時、1L以上持っていること。)
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ご自身が必要な分の食料
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サバイバルブランケット
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ファーストエイドキット(絆創膏、消毒薬、ポイズンリムーバーなど)
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フード付きレインジャケット
防水性および透湿機能を持ち、縫い目をシームテープで防水加工したもの。(※ウェアの防水性は選手自身の責任で決定してください。耐水圧10,000mm/㎠以上あるいは同等の性能であることを推奨します。)
破損や著しい傷みがなく、十分な機能があるもの。 -
ヘッドライト及びハンドライト
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必携品を収納できるザック等
■推奨携帯品
必携品はすべての選手にとって、レースを走るために十分な装備ではありません。各自の責任において、必要な装備を判断し、必携品に加えて携帯してください。以下は推奨する携帯品です。
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テーピング用テープ(包帯、ストラップになるもの)
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保険証(コピー不可)
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現金
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モバイルバッテリー
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ご自身で携帯される各種電子機器を充電するためのケーブル
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トレイルランニングシューズ
■禁止事項
(15)禁止事項
選手が以下のルールに反しスタッフの注意に従わなかった場合は、その場でレースを中断または失格とすることがあります。
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コースをショートカットしたり、はみだしたりした場合
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必携品を装備しない場合
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エントリーした選手以外の者と伴走する場合
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スタッフや救護担当者の指示に従わない場合
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ストックおよび杖を使用した場合
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ICチップにて計測を怠った場合
■責任
(16)責任
【主催者の責任】
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参加者の故意によらないコース上の器物破損(対動植物、対物の事故、トレイルの崩壊など)
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コース上のマーキングおよび案内看板の設置
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スタッフの安全管理
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主催者はスポーツ保険に加入していますが、選手の皆様にも各自必要に応じた保険に入ることをおすすめします。
【選手の責任】
このレースの参加にあたって、上記以外のすべてを自己責任とします。
■開催判断
(17)大会中止等の判断とその周知について
下記の事由により大会の開催・継続が困難と主催者で判断した場合は、大会の中止または大会の途中中断、コースを変更・短縮します。
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自然災害にて大型台風の直撃や特別災害警報レベルの気象予報が発表された時
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会場やコース、実行委員会に開催できない問題が起きた時
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大阪府に緊急事態宣言が発令され、かつ府や市から直接中止の通達がされた時
(18)中止の場合に関して
※新型コロナ感染症による政府機関による影響、および自然災害にの場合は、中止決定までに掛かった費用(準備費、人件費)を協議のうえ返金します。
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一ヶ月前(9/3)までの中止決定は、50%返金
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一ヶ月前~一週間前(9/26)までの中止決定は、40%返金
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直近一週間前(9/27以降)の中止決定は、30%返金